引き寄せの法則は量子力学で説明できる
とよく聞きますが、私は個人的にそれを鵜呑みにはしておりません。
素粒子は物質（粒）でもあり非物質（波動）でもあるということで、人間が観察することによって物質になるのだとか。
ということは、観察していないと非物質です。つまり、人間が観察（意識）することによって物質になるということです。
だから万物は人間の意識ありき、人間の意識こそが万物の創造主だということになります。
そうなると、少し飛躍的な発想かもしれませんが、たとえば「お金」に意識を向けたら、空間からポンとお金が生成されるのでしょうか？
たしかに「お金はある」「私はお金を持っている」「お金持ちの私」という意識を持てば、もっともらしい過程を経てお金は手に入ります。
その意識が「非物質だったお金を物質化させた」のかというと、私が頑固なのか、理解力がないのか、素直に納得できないでいます。
そのような物理科学現象とはまた違ったもののような気がするのです。
ミクロの世界で起きる現象がそのまま同じようにマクロの世界でも起きるのか？ というのも疑問です。
それに、素粒子は人間だけでなく、観測器によって観測されても物質になるそうです。
そうなると人間の意識こそが万物の創造主ではなくなってしまう気がします。
誤解のないように言いますが、あくまでも私個人が抱いている印象であって、単に量子力学と引き寄せの法則の関連性を理解しきっていないだけかもしれませんし、完全に否定しているのではありません。
ただ、引き寄せの法則が科学的に証明されていると聞くと安心できるのはたしかです。
「この法則は量子力学で説明できるから確実に働くものだ」と信じていればそうなりますし、私のように、「意識が現象となるのは、量子力学とはまた別の力なのではないかな」と感じていれば、やはりそうなるだけのことです。
