前回書いた「エゴ視点の方法」に対し、当ブログで書いているのは、
自分はすでに願う姿になっていること・願望は叶っているという意識視点の真実を採用する方法で、エゴがするのは、ただなりたい自分を選んですでにそうなっていると肯定することです。
ただ、そうしたことで一瞬で現実が動くわけではないので、エゴは混乱し、騒ぎます。
「◯◯な私」にスッとなれ(それがすでに叶っていることを素直に・純粋に信じられ)、今後は自分で叶えようとしなくていいことへの安心感が生まれ、エゴが現象化の有無を気にしなくなるのがベストといえばそうですが、それもまた難しいでしょう。エゴはどうしても現象化を体験したいのですから、仕方がありません。
なので現象化の有無を気にしなくなることができないのであれば、現象化を期待する・迎え待つといった姿勢でいるといいです。
「さて、これからどういう展開で現実が動いていくのか意識のお手並みを拝見しよう」といった上から目線でもいいし、「どんなことが起きるのかな、楽しみ!!」といったようにワクワクと高揚感を持っていてもいいです。
最初は無理矢理でもいいので、とにかく「今すでに叶っている、すでにある」ことをただ無条件に肯定すればいいです。
この肯定がなくては現実は動きません。
(上記のワクワク・高揚感はあくまでも「今すでに叶っている、すでにある」ことを無条件に肯定し、それにフォーカスするためのものであって、イメージングによる感情の先取りとは性質が異なります)
無理矢理でも肯定的に思えないのであれば、あるいは現象化への焦りや不安といった感情しか生まれないのであれば、
「すでに叶っている」ことに懐疑的、ひいては現実しか見えていない、エゴが見る現実こそが真実だと信じ切っているということです。そもそもすぐに「叶っている自分」になれませんから、逆に効率が悪くなります。
なのでその場合は、やはりエゴ視点からの方法でじっくり時間をかける方が良いのかもしれません。