願望実現において感情が重要だという言説が一般的なので、「ネガティブな感情が望まない現象を引き寄せる」と思っている人が多いのではないかと推測します。
なので、多くの人が「ネガティブな感情を持ったらいけない」と思っているのではないでしょうか。
しかし、たとえば、
- 気が乗らない飲み会だったけど、参加してみたら楽しかった
- このプロジェクトは失敗するだろうと思ったけれど、意外とうまくいった
- (映画・ドラマ・漫画など)最初は面白くなさそうだと感じたけど、途中からどんどんハマっていった
などといったことも、日常的に結構あるのではないかと思います。最初はネガティブな感情を抱いていても、ポジティブな結果になっています。
逆に「うまくいきそうな予感がしたからやってみたけど、うまくいかなった」ということも多々あるのではないでしょうか。
感情とは、エゴが事象に対して勝手に感じているただの「反応」です。
ネガティブがネガティブを、ポジティブがポジティブを引き寄せる、という単純なことではありません。
「このプロジェクトは失敗するだろうと思ったけれど、意外とうまくいった」も、「うまくいきそうな予感がしたからやってみたけど、うまくいかなった」も、事象をどう予想・予感し、事象にどう反応し、事象をどう捉えるか、が違うだけで、仕組みは同じです。
なので、ポジティブな予感がしたのにネガティブな結果になっても気にする必要はないです。
そしてもちろん、「ネガティブな感情を持ったらいけない」なんてこともないです。
とはいえ、願望実現云々以前に、ネガティブな感情はずっと持っていたくないものなので、何らかの形で解消したほうがいいとは思います。
その解消方法については当ブログのテーマではないので書きませんが、とにかく、どんな感情を持っていても願望実現を直接左右するわけではありません。
参考記事:
allyourwishesarefulfilled.hatenablog.com
allyourwishesarefulfilled.hatenablog.com