たとえば「大金持ちになりたい」という願望があるのであれば、自分に「大金持ち」という属性を与えれば、そこで願望実現は完了です。
- 「大金持ちな私」と想定
- 「私は大金持ちである」と意図
- 「私が大金持ちであること」を選択
- 「大金持ちな私」になった
でも表現はなんでもいいですが、とにかく自分は大金持ちであるということです。
それで願望実現は完了です。
そして、
「大金持ちな私」が見ている目の前にある物理現実も、「大金持ちな私の世界」になります。
ただ、大抵の人は、エゴが予想・期待する現実と違うからと、すぐに「大金持ちではない私」に戻ってしまいます。
そうすると、目の前にある物理現実も「大金持ちではない私の世界」になります。
物理現実とは(エゴとしての)自分が単に「見ているもの」であって、願望が叶っているかいないかの判断材料ではありません。
「叶っている私」が見ている物理現実は「叶っている世界」、「叶っていない私」が見ている物理現実は「叶っていない世界」というだけです。
なので、前述の例でいえば、現状がどうであろうが、何が起きていようがいまいが、「大金持ちな私の世界」としてすべて受け入れればいいのです。
とはいえ、気に入らない状況、出来事、現象に対して「これも大金持ちな私の世界なんだ!」と無理やり受け入れなくてもいいです。
それを元に「大金持ちな私は叶っていない」「私は大金持ちではない」などと判断しなければいいだけです。
たとえば、買いたいものがあったのに予算不足で諦めざるを得なかったとします。
多くの人々のエゴは「大金持ちな私なのに予算不足で諦めるなんてあり得ない」などと思い、「やっぱり私は大金持ちではない」と判断し、「大金持ちではない私」になってしまいます。
しかし、実際にはそれも「大金持ちな私の世界」で起きたことなので、ただ「今回は買えなかったか〜、残念」などと思っていればいいのです。
(もっとも、私だったら欲しいものが見つかったら「◯◯を手にいれる私」「◯◯を持っている私」などになります)
「叶っている世界」があるから「叶っている私」なのではなく、「叶っている私」だから「叶っている世界」があるのです。
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