(2020年9月6日付の記事を再掲します。)
端から見たら何もかも持っていて恵まれている人が実際には心に闇を抱えているのを目の当たりにすると、
現実(外側)に関係なく本人の意識(内側)こそが真実
というのは真理だな、としみじみ思います。
たとえば、富も名声もあり、才能や容姿に恵まれ、素晴らしい家族や友人たちに囲まれている人がいたら、大半の人はその人を「幸せで羨ましい」と思うでしょう。
しかし、どんなにそういった幸せの条件のようなものが揃っていても、本人が何らかの理由で「私は不幸だ」「私は不運だ」「私には何の価値もない」などと強く信じていたら、それがその人の真実です。
周りの人が「あなたは何もかも持っているのだし、幸せだ」と言ったり「世の中にはもっと不幸な人がいるのだから甘えるな」などと言ったりしても、まったく響かないか、
逆に、本人が「そうか。○○だから自分は不幸だと思い込んでいたけど、それはただの思い過ごしだった。私は幸せなんだ」と思い直し、意識の真実を修正できればいいですが、こればかりは本人次第です。
自分が幸せか不幸せかに現実の事象や他人の言葉は関係ない、結局は自分の意識次第
ということが本当によくわかります。
現実や他人の言葉は関係ないのですし、自分は不幸だと思っていた理由も「ただの思い過ごし」などとして無効にできるのですから、幸せでありたければ自分で「私は幸せだ」と認定すればいいのです。