エゴが自分ではなく、自分は大きな意識
ということがわかっているだけで、見える・体験する現実はかなり変わっていきます。
自分の本体、実体、正体、言葉は何でもいいですが、それは物理的な形があるものではなく、便宜上「大きな意識」として表していますが、スピリチュアル的に表すならば、「この世のすべて」「世界」だったり、「神」「創造主」「真理」だったりします。
ものすごく簡単に書きましたが、とにかく、完全無欠の、完璧な存在です。
それに対しエゴとは大きな意識のほんの一部分で、大きな意識が「全」であるならばエゴは「個」です。
その「個」であるエゴが知覚・思考・感情を担当しているので、エゴこそが「自分」であると認知し、また、エゴは時間を含めた、限定的な物理現実しか知覚できないので、それがこの世のすべてだと誤って認識しているのです。
そこで、「では、自分が大きな意識で「全」であることを実感・体感するにはどうすればいいのか」という疑問をエゴが抱きますが、ただそうであることをわかっていればいいだけです。
つまり、自分の本体は完全無欠の、完璧な存在だとわかっていればいいだけ、ということです。
そうすれば自分は欲しいものはすでに持っていることも、なりたいものにすでになっていることも、腑に落ちるのではないでしょうか。