以前、このような記事を書きました。
allyourwishesarefulfilled.hatenablog.com
この記事に、以下のように書きました。
はっきり言ってしまうと、「いつか現象化する」は「叶っていない」と同意です。
「ある」「叶った」は物理現象から判断されるものではなく、単なる大前提です。
「すでにある」という大前提・真理は、エゴにはすぐに受け入れがたいでしょう。物理現象として「ある」ことを確認しないとなかなか受け入れられません。
とりあえず「そうなんだ、すでにあるんだ」と受け入れたつもりでも、「で、どこに?」となったり、「見えないけどそのうち現象化するだろう」という思考が生まれたりします。
前者のように探してしまうとその時点で「ない」と認めていますし、後者は一見鷹揚に受け入れられているようで、実際には「現象化したら叶ったと認めよう」と先延ばししています。
だからといって、「現象化しなくてもいい」と無理やり諦めるのも違います。
それでは、「現象化を気にしなければ叶う」という条件を自分で作っていることになります。条件という意味では、先述の「現象化したら叶ったと認めよう」と同じです。
そういった条件はいっさい必要ありません。そもそも物理現象が「すでにある・叶っている」の条件ではないです。
しかし、エゴはわざわざ条件をつけて、「すでにある・叶っている」という真理からみずから遠ざかっています。
大前提・真理をすんなり受け入れれば、現象などなくても安心感・充実感が自然発生的に生まれてきますし、今見えている現実をニュートラルに捉えられるようになったり、「これでいい」と肯定できるようになったりします。
そうするといわゆる現象は後からやってきます。
でも、大抵の場合はすんなりとはいかず、エゴが「やっぱり現象化が欲しい」「でもまだ叶っていない」などと思うでしょう。
そのときは、あくまでもエゴがそう思っているだけだと認め、すべてがすでにあり、叶っているという大前提・真理を思い出してください。そしてその際に生まれる安心感・充実感を味わってください。
すんなり受け入れられなくても、「叶っている→叶っていない→……」を繰り返してもいいと自分のエゴに許すのが重要です。
また、現実に対して「叶っているのだからこうであるはずだ」と思い込みで決めつけないことも重要です。
先述の「現実をニュートラルに捉える」というのは、こういった判断・断定をしないという意味で、それを意図的に心がけることも大切です。