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願望実現方法について書いています

自己肯定感・自尊心を高く保つことでことがうまくいく

 

今回は、波動について書こうと思います。

 

引き寄せの法則は「似たものを引き寄せる」という法則で、いわゆる「類は友を呼ぶ」という言葉もこの法則が起こす現象からきたものでしょう。

 

自分が発している波動が同じ波動を発しているものを引き寄せる、という理論です。

 

生活全般も人間関係も良好なものにしたいなら、みずから良い波動を出していればいいわけです。

 

 

この波動という言葉を目にすると思い出すことがあります。

 

自分を否定したり責めたりするような低い波動を出すと他者から攻撃される 

 

ことを思い知った体験です。

 

他者への攻撃もまた、波動として低いものです。

 

低い波動が低い波動を引き寄せる話です。

 

それは私が引き寄せの法則や想定の法則を知るずっと前の、ブラック企業で毎日馬車馬のように働いていた時のことで、後から「こういうことだったんだな」と思ったことです。

 

ブラック企業入社後2週間が経ったあたり、いつものように残業をしていたある夜。終電の時間も近づいてきて誰もが疲弊しきっていた時、近くの席の男性先輩社員が「○○(私の名字)さんは明日何時に来る?」と尋ねてきました。

 

私はごく普通のトーンで「明日は掃除当番なので○時には出社します」と答えたのですが、その先輩社員は「明日はいつもより2時間早く来ます!」とでも言って欲しかったのか、とにかく自分が期待していた答えと違ったようで、

 

「もっとまともな答えができないの?」と、突然怒り始めました。

 

私がぶっきらぼうだったり、ふざけたり、無視したりしたのならまだしも、本当に普通に質問の答えを述べただけなので、私は面食らって、

 

「事実を答えただけです……が……?(動揺)」と言うと、

 

男性先輩社員は「その性格、直したら?」と言ってきたので、「なんだか八つ当たりされいてるらしい」と気がつき、さすがにカチンときて、

 

「数週間しか接していないで私の性格の何をご存知なのですか?」と言い返しました。

 

お互いの性格を知るほどまともな会話をしたことがないのですから答えようがないでしょう、男性先輩社員は黙り込み、また周囲の人々は明らかにドン引きして場が静まりかえっていましたが、本格的な口論になる前に近くにいた社員が「まぁまぁ」と割って入ってきてその場は収まりました。

 

(翌朝は何事もなかったように一緒に仕事をし、それ以降衝突はなかったです)

 

その男性先輩社員の実際の性格は知らずじまいでしたが、雰囲気はとても穏やかでおとなしい感じなので、後日その場にいた人たちから聞いた話では、あの豹変にみなさん度肝を抜かれたそうです(ペーペー新入社員の私が先輩に言い返したことにも驚いたそうです)。

 

また、その男性先輩社員はいつも上司からパワハラに遭い、まるで見せしめのように社員全員の前で毎日怒鳴られているという、何とも気の毒な人でした。

 

実際に仕事ができなかったのか、穏やかでおとなしい性格がそうさせたのかわかりませんが、今思えば彼から発せられていた弱々しく低い波動が、上司の(これまた低い波動の)攻撃の対象になっていたのかもしれません。

 

そして、毎日パワハラをされて募りに募ったストレスを発散させるべく、ボロボロに傷ついた自尊心を少しでも回復させるべく、その当時、最も立場が弱い私を攻撃したのかもしれません。

 

 (結局彼は、上から辞めるように促される形で退職しました。あの環境から逃れられて、彼にとっては良かったと思います)

 

そして私も、他者から攻撃されるに値する波動を出していたのでしょう。

 

毎日やること、覚えることがたくさんで終電ギリギリまでサービス残業する余裕のなさ、ミスしてはいけない緊張感、自分はダメだ、へっぽこだという自己評価の低さなどが低い・弱い波動を作り出していたのかもしれません。

 

そんなことがあってから今後絶対に誰にもナメられるまいと気を張っているように努めていたら、ある時、仲の良かった後輩社員に「私が入社したばかりの頃、○○さんは侍のようだと思った」と言われました。当時の私はすれ違いざまに斬りかかってきそうな雰囲気を放っていたそうです(苦笑)

 

とはいえ、実際には周りに敵意を持っていたわけではないし、自分から人に攻撃をしかけることは断じてありませんでした。上司や先輩にも怯まずに意見を言ったりはしていましたけど、それはけして攻撃ではありません。

 

周りの社員が言いにくいことでも言うので、上司からは扱いにくい部下だと思われていたとは推測しますが、ちゃんと仕事をしていたので誰かから攻撃されることはなかったです。

 

仕事内容は好きで周りともうまくやっていましたが、労働量・時間が過酷すぎるので体力的に耐えられなくなって退職するまで、社内で攻撃されたのは上記の新入社員時のたった一度だけ、男性先輩社員からのみです。

 

おそらくその頃になると仕事や環境に慣れていくぶん余裕ができて、自己肯定感・自尊心をそこそこに高く保つことができ、高い・強い波動が出ていたからかもしれません。

 

自己否定感・低い自尊心は持っていても、何の得もないどころかマイナスばかりです。

 

高すぎて妙なレベルに達してしまっている自己肯定感・自尊心も変なものを引き寄せるのだと思いますが、一定のレベルは保っておきたいものです。そうすれば、物事は比較的うまくいくのではないかと推測します。